業界のNO1、地域でNO1などNO1の称号はいろいろです。1位と2位の差は順位でいえば1ですが・・実はものすごく大きな差があるといわれます。
例えば、日本で一番高い山はと聞かれれば、どうでしょう?日本人の9割以上の人は「富士山」と答えられるのではないでしょうか?では、日本で2番目に高い山は?という質問に「南アルプスの北岳」と答えられる人はほとんどいなくなるのではないでしょうか?標高差でいえば富士山が3776メートルで北岳は3193メートルだから・・・583メートルです。583メートルの差で、一方はほとんどの日本人が知っていて、一方は山が大好きなマニアックな人しか知らない。という認知力の差につながっています。
もちろん、認知力の差がそのまま集客力にもつながり。富士山には毎年多くの観光客が訪れますが、北岳にはそこまでの観光客は来ません。1位と2位の差というのは数字の最上にこのようなマーケティング的な差が生まれてしまいます。それはそのまま企業でいえば売り上げや利益率、収益率につながります。1位になるということがどれだけ大切なことなのか考えさせられます。
しかし、1位は切り口によってさまざま存在します。冒頭で書いた業界だったり、地域だったり。どのような切り口で自分が1位になれるのかを考えて、そこを極めていくということも大事ですね。