いろいろな顔

「裏表がある」とか「裏表がない」とか「表の顔」「裏の顔」という言葉があります。そう、人間には当たり前ですがいろいろな側面があるのです。人は神様ではありません、どんなにやさしい人でもイライラすることがあれば、ものすごく仕事のできる人だってちょっとおっちょこちょいな側面を持っています。

先日、エージェントゲート代表の緑川とたまたま出張で新幹線でゆっくり話をする機会がありました。緑川は天才営業マンであり、13期企業を経営し続ける経営者であり、多くの人からは強面でバリバリのビジネスマンに見えているのかもしれませんが。私から見ると、いろいろないたずらを考えてみたり、悪ふざけをしてみたりそんなことを話しながら屈託のない笑顔で笑っている緑川もまた緑川の側面なのです。

表とか裏とかがあるわけではなく、それもこれもすべてその人の顔です。人間はいろいろな側面があるからこそ魅力的でありその人のことを好きになれるのです。また、自分自身にもいろいろな顔があることを認めることできっともっと自分のことを好きになることができます。魅力的な側面だけを見て、好きだとか嫌いだとか言うのは偽物です。

自分にも人にもいろいろな顔があり、その全ての顔を受け止める。それを意識することが多様性を認める第一歩なのではないでしょうか？