サニーサイドに注目する

人には誰でも得意なことと不得意なことがあります。もっと言えば、できることとできないことがあります。私は管理をするのもされるのも苦手ですし、整理整頓にいたってはできません・・・そのかわりに人には思いつかないようなアイデアを考え出したりすることができます。

障碍者といわれる人も実は同じです。私の友人はものを視覚的にとらえることができないかわりに、触覚が私とは比較にならないほど優れています。点字ができるだけではなく、今治のタオルメーカーとコンサルティング契約をしてタオルの肌触りや水の吸い取り具合などをアドバイスする仕事をしています。そして、そのタオルは伊勢丹で最も売れるタオルになっているようです。

つまり、視覚障碍の彼はできないことも目立つ分、できることもものすごく突出しているのです。しかし、社会は目が見えないという部分だけに注目しすぎではないでしょうか?彼だけではなく、世の中の人たちのサニーサイドに注目してその個性を活かして、その人にしかできない仕事をできるようにするのがエージェントゲートのミッションです。

全ての人や物にはサニーサイドが必ず存在しています(と信じています)。まずはそこに目を向けられる人間になりたいです。

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