人生においても仕事においても優先順位はあります。適切な順位をつけていかないと後で後悔することになってしまいます。
ある大学の講義で有名な講義があります。先生は教壇にツボを置いて石を入れていきます。ぎりぎりまで入れて学生に聞きます。「このツボはいっぱいですか?」と 学生は「はい、いっぱいです」と答えますが・・今度は下から砂を取り出して隙間に入れ始めます。また、ぎりぎりまで入れて「このツボはいっぱいですか?」と聞きます。さすがに学生も気づいてきたのでしょう「いえ、まだいっぱいではありません」と答えます。先生は次に下から水を取り出し入れていきます。そして最後に「何が言いたいかわかりますか?」と問いかけます。
学生は「どんなに忙しいと思っても、隙間の時間はある。まだまだやれることがあるということでしょうか?」と答えます。しかし、先生の伝えたいことはそうではありません。ここで伝えたかったのは、先に大きな石を入れない限り後から入れることは絶対にできないということです。つまりこれは優先順位の話です。最も自分にとって大事なことを先に入れておかないと、小さなものを入れていった後ではその大事なものは二度と入れることができないということです。
自分にとって大きな石とは何なのか?そんな問いかけをたまにはする必要がありそうですね。