どんな業界でもその業界のマーケットの大きさというのは非常に気になるところです。業界のリーディングカンパニーともなれば、その市場のシェアをある程度取ってしまうと、それ以上に売り上げを上げるにはもうマーケット自体を大きくするしか方法はありません。
スポーツの世界でもメジャーなスポーツからマイナーなスポーツまでいろいろなものが存在しています。メジャーなものの代表でいえば、サッカーや野球、ゴルフなどがあります。マイナーなものであれば・・・もう聞いたことのないものがいろいろありそうですね。こうした競技人口などに差が生まれる一つの要因として山の高さがあるのだと考えています。つまりその競技だったり業界のTOPがどの程度高い山なのか(わかりやすく言えば、お金をもらっているか、稼いでいるか)ということです。山は高ければ高いほど、すそ野が広がります。実際の山もそうです。山の高さは高いほど、必然的にすそ野が広がるのです。
逆に少数精鋭という言葉がありますが、私は業界や企業においてその言葉はなかなか実現できないものだと考えています。メジャーリーグには非常に優秀な選手が集まります。あれは少数精鋭ではないのか?と見えるかもしれません。が実際はマイナーリーグ、2A、3A・・さらに大学の野球や高校野などものすごいすそ野の広さがあって優秀な人をメジャーリーグに集めることができるのです。企業でも優秀な人材を集めるには、企業としてのある一定の規模感が必要なのではないでしょうか?
まだまだこれから成長する若者なども数多く抱えることで、優秀な人材を獲得していけるのではないでしょうか?