エージェントゲートDNA
エージェントゲートではMTGや朝礼、食事をしている時や移動中、このブログを通じて・・・メンバーは毎日のように同じ話を何度も何度も聞かされています。正直、辟易している人もいるでしょう。 何度も聞く同じ話とは、創業の動機、想い、社名の由来、ビジョン、価値観・・・まさにエージェントゲートのDNAと呼ばれるものです。そのDNAを同志に対してまずは…
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友人の会社が新卒採用を10名程度行いまして、日本人の学生だけではなく、その中にアフリカのペナン出身の学生が1名いました。入社式当日、新人さんから全社員に挨拶メールをそれぞれに出すことになったようで、私にはそのメールが転送されてきました。
ほとんどの新人さんのメールの内容は、当たり障りのないものでした。恐らく多くの人もそのような感じの文章を書くのではないでしょうか?例えばこんな感じです・・「皆さま本日より入社しました法政大学法学部出身の○○です。まだまだ未熟ものですが、早くお役に立てるよう頑張ります。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします」と。受け取る側もそんな感じだろうと思っていたに違いありません。
そんな中、ペナン出身の彼からのメールを読んで・・正直、頭を殴られた気分でした。彼のメールには「自分がどれだけ村の皆の期待を背負って日本に来ているのか、数年の間に自分はどのような技術を身にけて、国に帰ってどのようなことをやりたいと考えているのか、未来のペナンを必ずこういう国にしたいんだ」そういった想いが切々と書かれていました。そんな想いを持った人が仕事で手を抜くはずがありませんし、成長しないはずがありません。そして、2年後、成長した彼は希望通りのスキルを身に付けてペナンに帰国しました。
きっとペナンは日本では想像もできないような厳しい環境なのでしょう。でも、その国をどうにかしたい。そのために自分が果たすべき役割はこれなんだ・・・そんな強い想いが自分にはあるのだろうか?そんなことを考えさせられました。