期待値
意外と勘違いしている方も多いのですが、全ての物事は結果の良し悪しに対して評価をされるのではありません。期待値に対して上回ったのか、下回ったのかで評価されるのです。 つまり、300円払って食べに行った牛丼が500円払ってもいいなと思えた場合と10000円払って食べに行ったフレンチが8000円ぐらいの価値しかないと思えた場合。もちろん料理同志…
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業種こそ全く違うもののディズニーランドの経営、マーケティングは参考になる部分が非常に多い。リピート率98%という驚異的な数字は、もはや顧客満足度という簡単な評価では推し量れないものを提供しているとしか言わざるを得ない。
先日、あるコラムでこのような記事を読みました。ディズニーキャラクターを契約をしている企業さんの販促撮影会での話でした。一般の人には一切公開されない形での撮影で、その場にはミッキーとミニーとモデルの女性が数名、それから撮影スタッフにクライアントの企業さんがいたようです。このとき、ミッキーがモデルとして参加していた女性と肩を組んだそうです。すると、ミニーがやきもちを妬いたのです。
先ほども書いたようにこの撮影は内部の関係者だけが参加する撮影会でショーではありません。にもかかわらずミニーはやきもちを妬いて拗ねてみせたのです。あたかもそこにはミニーという人格が存在するかの如く。誰しも口には出しませんがこう思っています。「ミッキーもミニーもどうせ中には人が入っている着ぐるみで、裏に入ればそれを脱ぐんでしょ?」と・・・もちろんそれは当然です。本物のミッキーミニーがいるはずはありません。でも、そんなことを忘れてしまうプロフェッショナリズムではないでしょうか?
98%というリピート率を支えているものの一つにこのようなプロフェッショナリズムがあるのではないかと思うのです。
意外と勘違いしている方も多いのですが、全ての物事は結果の良し悪しに対して評価をされるのではありません。期待値に対して上回ったのか、下回ったのかで評価されるのです。 つまり、300円払って食べに行った牛丼が500円払ってもいいなと思えた場合と10000円払って食べに行ったフレンチが8000円ぐらいの価値しかないと思えた場合。もちろん料理同志…
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よく言われていることですが、企業も生き物も生き残るものは共通の特徴があります。生き残るのは決して大きな企業や生き物でも、強い偉業や生き物でもありません。変化に対応することのできる企業と生き物が「適者生存」で生き残っていくのです。 では、現在の適者とはどのような企業なのでしょう?高度経済成長の時代は物がたくさん売れました。大量生産、大量消費…
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