誰もの考えが、全体から見れば一部だけ正しい

人が複数人集まれば意見はそれぞれに食い違います。エージェントゲートは250名の組織です、それぞれに今まで生きてきた人生があり、考え方が違います。しかし、誰かが正しくて、誰かが間違っているという分け方は適切ではなく・・「全ての人の意見は全体からみると一部だけ正しい」とエージェントゲートでは考えます。

全ての人の意見は全体から見れば一部だけ正しいとはどういうことでしょうか?ここに目が見えない6人の人がいたとします。その人たちの前には象がいて、象とはどんな生き物なのか聞いてみたとします。
1人はお腹をなでて、象とは「壁」のような動物だ、と言います。
1人は鼻をなでて、象とは「太い蛇」のような動物だ、と言います。
1人は耳をなでて、象とは「うちわ」のような動物だ、と言います。
1人は足をなでて、象とは「木の幹」のような動物だ、と言います。
1人は牙をなでて、象とは「槍」のような動物だ、と言います。
1人は尻尾をなでて、象とは「ロープ」のような動物だ、と言います。

それぞれが自分の考えが正しいと主張し、お前は間違っていると言い張ります。いかがでしょう?みんなバカだな、自分は目も見えるしそんなことはないと思われるかもしれませんが。こういったことはよく身近に起こることなのです。彼らの主張は誰一人として間違ったことは言っていません。しかし、その事実は全体からみると一部に過ぎないということです。

誰かが自分には理解できないことをしたとします。なんでそんなことするのか?そんなことをするのは間違っている・・ではなく、きっと何かしらの考えがあってそうしたのだろうと受け止める。相手の違いを認め、受け止めることこそエージェントゲートが目指すダイバシティです。


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