ホウレンソウ

ビジネスで「ホウレンソウ」といえばもちろん野菜ではなく「報告・連絡・相談」のことです。エージェントゲートはできるだけ現場の人材に権限を委譲したいという代表緑川の考えがありますので、一般的な企業さんより更にこのホウレンソウが重要になります。

でも、ホウレンソウってすればよいわけではなく、やはり押さえておくべきポイントがあります。その一つに「数字を使う」ということがあげられるでしょう。これは部下から上司へ行う報告だけでなく、上司から部下に行う指示も同じです。日本語って本当に素晴らしい言語で、人の感情のファジーな部分を見事に表現しますし、形容詞などを利用することでコミュニケーションを和らげることが可能になります。ただ、ビジネスにおいてはこのファジーさがデメリットになることが非常に大きいです。

例えば「○○くんすぐにこの仕事をやっておいてください」と言われたとします。人によっては今日中ととらえる人もいるでしょうし、人によっては1時間以内ととらえる人もいるでしょう。他にも「高い」「安い」「早い」「遅い」「大きい」「小さい」「若い」などなど・・・形容詞は人によってとらえ方がまちまちで大きなミスコミュニケーションにつながります。

その点、数字は全世界共通の概念です。1は日本だろうが海外だろうが、若かろうが老人だろうが、男性だろうが女性だろうが1です。日本でいう1は中国では3のことを言うみたいなことはありません。つまり報告をする人もされる人も共通の概念で話ができるのです。

「けっこう早めに会場には着いたのですが、すでに若い人が行列していて、入るのにかなり時間がかかりました」と報告されるのと「会場が9時でしたが、15分前には会場につきました。その時にはもう20代前半のカップルが30組ぐらいは並んでいました。そのため、入るのに30分ぐらいはかかったと思います」と報告されるのと・・・どちらが情報を正しく把握できるでしょう?ビジネスでは数字を使ったコミュニケーションを基本としたいですね。

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