課題の発見者は最良の改善者
エージェントゲートでは働く環境を誰かが勝手に良くしてくれるなんてことはあり得ないと考えています。働く環境を改善できるのも自分たち自身だからです。 働いていると誰でもふと改善点を気が付くことってあります。もっとここをこうしたら毎月の問い合わせが増えるのに・・・もっとこうしてみたら手間が半分で済むのに・・・といった具合です。でも、実際にじゃあ…
続きを読む
どの企業でも業務改善は日々行われていることです。エージェントゲートでも少しでも生産性が高まるようにいろいろな改善施策が行われています。私たちがカイゼンの中で最も大事にしていることは「きっとまだ改善できるはずだ」という意識です。
以前テレビの特集番組で工場再生請負人と呼ばれる山田日登志さんが紹介されていました。少々記憶があいまいですが、確か地方の家具を作る工場からの依頼でその工場の視察に訪れていました。通常、その工場では一日で家具が10セットぐらいできていたようです。一通り視察を終えた山田さんは社員の方々に「一日で100セット作れるようになります」と断言します。
言われた社員さんはちょっと失笑します。いまみんながさぼっているのならまだしも、普通に働いていて10個しか作れないものが10倍の100個なんてできるはずがないと。全社員が間違いなくそう思ったことでしょう。そこで、まず山田さんは視察した結果で気が付いたことをいくつか指摘して工場の導線などを改善します。すると、家具は15セット作れるようになります。誰もが10セットしか作れないと思っていたことが、目の前で15セット出来上がるということにまずは驚きながら・・「あれっ?もしかしてもっと作れるようになるのかもしれない」という意識が芽生えます。この意識、つまり冒頭でお話した「きっとまだ改善できるはずだ」という気持ちです。
その後、この工場では社員たちが自発的に改善委員会というものを作り全員で知恵を出し合うようになりました。その時点で山田さんは「もう大丈夫100セットできます」と言われ、実際に1年後ぐらいには100セットできるようになるのです。驚きました・・・自分たちもそんなことできる訳ない、と決めつけている部分があるんじゃないか。常に既存の業務に疑問を持ち、改善できることはないのか取り組む姿勢を大事にしていきます。
エージェントゲートでは働く環境を誰かが勝手に良くしてくれるなんてことはあり得ないと考えています。働く環境を改善できるのも自分たち自身だからです。 働いていると誰でもふと改善点を気が付くことってあります。もっとここをこうしたら毎月の問い合わせが増えるのに・・・もっとこうしてみたら手間が半分で済むのに・・・といった具合です。でも、実際にじゃあ…
続きを読む
一般的に障碍者の方に健常者と同じ業務をさせて、同じ生産性を求めるのは酷というものでしょう。では、障碍者の方と働くことにはどんな効果があるのでしょう?単なる法律で課せられた義務として雇用しなくてはいけないのでしょうか? 以前、業務改善コンサルをしている友人にこんなことを聞いたことがあります。一般的に働いている社員はおおよそ30%程度の隙間の…
続きを読む
エージェントゲートのビジョンは「一人一人が個性を発揮し、輝いて働く社会を実現する」ことだと何度も書いてきました。このビジョンを実現するために必要なことの一つが「セルフマネージメント」だと考えています。 日本の企業は世界的に見て生産性が低いと言われています。なぜなら・・多くの日本の企業では、仕事をしていなくても、オフィスにいたらお給料がもら…
続きを読む
企業では当たり前のように効率化を求められ、無駄を省くことが称賛される世の中になりました。生産性を高めるというのは企業の目標であり、エージェントゲートでも、会社の「無理」「無駄」を省くような努力を進めています。 しかし、一方で欧米型の効率至上主義によって失うものも私たちは大事にできないかと思うのです。多くの人がやる前から「そんなことやったっ…
続きを読む