和をもって貴しとなす、厳しさをもって和となす

「和を以て貴しとなす」とは聖徳太子が制定した17条憲法の第一条になります。この時代は人と人が殺し合い権力の奪い合いなどが当たり前のように行われている社会でした。そこに、人と人が支え合い助け合い協調することが一番大事なことだといったこの憲法は非常に価値のあるものだと私は考えています。

一方で・・この考え方が強く根付いてしまった日本では逆にお互いの意見をきちんとぶつけ合い、議論したりするようなことを避けたりする文化が広がってしまったともいえるでしょう。そう、つまり「和」とは一歩間違うと「慣れ合い」になってしまうという危険性をはらんでいるのです。

エージェントゲートの緑川は自分にも周囲にも非常に厳しい人間です。やるといったことには必ずコミットメントします。ここまでやったのだから仕方ないのではないかという妥協を許しません。その生き方は非常に厳しくストイックです。しかし、厳しさを一緒に乗り越えるとより強いきずなが生まれます。「和を以て貴しとなす」という概念にかけていたのは、これではないでしょうか。実は厳しさの先にあるのはより強い「和」だということに気が付いてなかったのではないでしょうか?

草野球は仲間と楽しむ野球です。プロ野球は勝つためにプロとしてより厳しいことが求められます。しかし、その厳しさの先に産まれてくるチームワークこそ本当の和ではないでしょうか。エージェントゲートはプロフェッショナルの集団でありたいと考えています。なので、和の前に「厳しさ」があり、その先に産まれてくる和こそ最も貴いと考えているのです。

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