普通という呪縛

エージェントゲートの緑川や仲間に心から感謝することの一つに「私に対して普通を求めてこない」ということがあります。お前はお前でよいのだと日々の業務の中で常に言ってもらっていることがどれほど心の開放につながっていることか、本当に感謝してもしきれません。

正直なところ私は世の中でいう普通とはかなり縁がありません。髪の毛の半分はブルーで通年で短パン、爪にはマニキュア、目にはカラコン・・・そんな人間が営業をしてるのですからよくぞ許していただいているものだと、こちらの頭が下がります。今までの人生でも、いろいろな場面で「普通の人だったらこうするよ」「なんで普通なことができないの」というようなことをよく言われてきました。「普通」ということばにかなりコンプレックスもありましたし、縛られてきたと言ってもよいでしょう。

普通とは他と比べて変わらないこと、一般的であることをいいます。しかし、普通とはきわめて相対的なものです。日本人にとって海外では普通ではなかったり、つまり、普通とはその人の所属する集団によってかわるのです。国、会社、家庭、学校、宗教など人間はいろいろな組織に所属します。そしてその組織に共通する習慣や文化が普通を定義するのです。だから普通は相対的なものなのです。そう、究極「普通」とは一人一人全く違うものを持っているのです。

エージェントゲートはそれぞれの普通を大事にしていきたいと考えています。なぜなら、なぜなら人は人材という塊でみるものではなく、一人一人の能力や個性を見るものだからです。この考え方の基本こそがエージェントゲートが行うタレントマネージメント事業の本質なのです。

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