人生の納得感

先日、生きていくには「夢」を持つことがとても大事だということを記事で書きました。夢を持つことによって生きていく目標が定まり、生きていることに意味が生まれ、幸福感を感じることができるのです。

夢を持つことはとても大事ですが、夢を叶えることだけが幸せなわけではありません。もちろん夢はかなうに越したことはないです。でも、夢を叶えることだけが幸せなのではなく、夢を追いかけて生きていくことそのものが幸せなのです。富士山に登るという夢を持っていて、登山途中で倒れた老人に出会ってしまった。夢を実現するために、その老人のことはほっておいてそのまま登山を進めることが幸せなのでしょうか？

私は老人を助けて登頂は諦めます。その夢が本人にとってどの程度大事なことなのかにももちろんよりますが。私は生き様としてそちらを選択します。そして、その選択を誇りにも思いますし、夢がかなわなくてもそれ以上の幸せを感じることができると信じています。つまり、夢は叶えることが大事だけど、かなえること至上主義である必要はないということですね。

人は夢を持つことによって人生が変わります。最終的に自分の人生に納得できるかどうかはそんなところで決まったりするのではないでしょうか？