ひとつぼし

「ひとつぼし」とは菊田真理子さんという方の書いた絵本のタイトルです。絵本って実は内容的にはいろいろはっとさせられることが多く、大人が読んでも学びになることがあります。

この作品は・・絵を書くことだったり、運動だったり、歌うことだったり、踊ることだったり、どんな子にも一つは必ずある性格や個性のことを、きらきら輝く『ひとつぼし』と表現しています。それは一般的にはもしかしたら特技と呼ばれますが、誰しも特技ばかりがきらきら光っているわけではありません。思いやりの心だって、その子にしかない立派で素敵なひとつぼしです。お父さんやお母さんも人間です。どれだけわが子が好きだと言っても「うちの子、他の子に比べるとおしゃべりがそんなに上手じゃないな…字もまだ読めないし書けないし…走るといつもびりだな…思ったことを口に出して言えないな…」そんなことを考えたりすることがあるでしょう。

悪いところばかりに目がいきがちで、素敵できらきらした部分に目が向いていないこともしばしばあるのではないでしょうか。今すぐじゃなくてもいつの日か、その子が持っているとっておきの個性を活かせるときまで、好きなことが見つかるまで温かく見守れる大人でありたいと改めて気づかされる絵本です。 会社は利益を追求する組織で家族ではありません。社員のひとつぼしが輝くその日まで、のんびりと待つわけにはいかないのかもしれません。しかし、仕事の上でもかならず一人一人が発揮する個性があり、その個性を活かすことが会社の利益に最もつながることだと私は信じています。

上司は部下のひとつぼしを見つけて伸ばす工夫をしたいものです。

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