機会を創る

何かができない理由(いいわけ?)としてよく「機会がなかった」というような言葉を聞くことがあります。出会う機会がなかった、挑戦する機会がなかったなど・・機会とはあるものではなく、創るものだから、ないのは当然です。

もし、あなたがいま「機会があればやってみよう」と考えていることがあるのだとしたら今すぐに始めた方がよいです。まさに今やってみようと考えたことがよい機会に違いないからです。私が尊敬する会社の一つにリクルートという会社があります。その会社には以前「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」というスローガンがありました。社訓といってもよいでしょう。その後、改正があって今はその社訓はなくなってしまいましたが、いまだに多くのリクルートの方々に影響を与えていると聞いたことがあります。もちろん、リクルートの社員ではない私にすら影響を与えているのだからきっとそうなのでしょう(笑

このスローガンには結果に対する言及はありません。機会は人から与えられるものではなく、自分が創り出し、そして常に変化しなさいと書いてあるのです。うまくいくのかなとか、周りから笑われたらどうしようかなとか・・そういう不安は必要ないと。うまくいくかなんてどうでもいいから、やってみなさい、やってみて成長していきなさいという意味でしょう。リクルートさんの社風が非常によくわかる社訓です。あれほどの大企業をしてこのベンチャースピリッツを持ち続けるというところに本当に頭が下がります。

機会があったら挑戦しようかなと思いながら何もしないで終わることってよくあります。そんなことが少しでもなくなるように、心にとどめておきたい言葉だと思います。

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