ファーストペンギン

ファーストペンギンとはペンギンの修正から生まれた言葉ですが、ビジネスでも使われている言葉です。耳にしたことありますでしょうか?

ファーストペンギンとは、率先して海へ飛び込む、勇気あるペンギンのことをいいます。あるとき、新しく狩場となるような氷穴を見つけたとしても、多くのペンギンは、じっと中の様子をうかがうだけで、何もしません。海の中には危険な天敵が潜んでいるかもしれませんし、獲物が全くいないことも考えられるからです。そんななか、危険を顧みず、新しい狩場を得るために飛び込んでいける一匹のペンギンがいます。これが、ファーストペンギンです。ファーストペンギンが飛び込んだ後も、大勢のペンギンたちが後に続いて飛び込むことはありません。

多くのペンギンはしばらく様子を伺っています。ファーストペンギンが無事に泳ぎきり、獲物を捕らえているのを確認して、初めて群れは飛び込むのです。しかし、多くの群れが飛び込んだ後では、魚たちが驚いて逃げてしまうなどして、餌にありつけないペンギンも出てきます。天敵もライバルもいない状態で獲物を得たファーストペンギンだけが、たっぷりと分け前を得ることを保証されるのです。 以上のようなペンギンの習性から、新しい業界や投資へチャレンジして先行者利益を得ることを、ビジネス業界でファーストペンギンと呼ばれるようになりました。ハイリスク、ハイリターンの世界を泳ぎ切ろうとする度胸や潔さを讃える言葉として使われています。

リスク回避だけを考えていては、新しい市場は永遠に開拓できません。ときには思い切って新たな海に飛び込むことが必要です。ずっと新しいことに挑戦できず、よどみの中に埋もれていくことこそリスクが大きいとエージェントゲートでは考えています。

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