自分なりの意味を考える

日曜日の21時からは最近「グランメゾン東京」というドラマを見ています。ミシュランの三ツ星を目指すお店、料理人の奮闘を描いた作品ですが、思わず引き込まれてしまいます(笑 見てらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

実はそのドラマのスピンアウト作品として「グラグラメゾン東京」という作品があるのは、あまり知られていません。その中で天才シェフの下で働く見習のシェフが野菜の皮をむいて捨てようとすると天才シェフがそれを怒るシーンがあります。「なぜ、野菜の皮を捨てるのだ」と・・・見習いのシェフは答えます「だってそういうものでしょ?みんなそうしているし」すると、その天才シェフは言うのです「当たり前のことを疑え。すべての仕事に自分なりの意味を見つけろ」

みんながそうしているからそうする、のではなく、自分はこう考えたからそうするんだと言えるようになりなさいということです。結果的に見習いシェフがたどり着いたのは「その素材を一番おいしく食べるために必要なことをする。そのために皮は捨てる」という結論でした。野菜の皮を捨てるということに変わりはありません。しかし、一方は自分なりになぜそうするのかという意味を考えてする。一方はなんとなくみんながそうしているからそうする。やることは同じでも仕事の質は全く違うということでしょう。

すべての仕事に自分なりの意味を見つけるのはとても骨の折れる作業です。しかし、その先にあるものは計り知れない価値のあるものなのではないでしょうか?

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