障碍者の方と働くということ
一般的に障碍者の方に健常者と同じ業務をさせて、同じ生産性を求めるのは酷というものでしょう。では、障碍者の方と働くことにはどんな効果があるのでしょう?単なる法律で課せられた義務として雇用しなくてはいけないのでしょうか? 以前、業務改善コンサルをしている友人にこんなことを聞いたことがあります。一般的に働いている社員はおおよそ30%程度の隙間の…
続きを読む
企業では当たり前のように効率化を求められ、無駄を省くことが称賛される世の中になりました。生産性を高めるというのは企業の目標であり、エージェントゲートでも、会社の「無理」「無駄」を省くような努力を進めています。
しかし、一方で欧米型の効率至上主義によって失うものも私たちは大事にできないかと思うのです。多くの人がやる前から「そんなことやったって無駄だよ」ということを自分を信じてやり続けることで、大きな成果を出した人を私は知っています。
以前、大学教授が何人か集まって対談のようなものをしていました。その中で「万能細胞」について話が出ていました。万能細胞は再生医療の分野で大きく期待されています。発見された京都大学の山中教授は「万能細胞はいわゆる効率至上主義の研究では恐らく永遠に発見されることはなかった」とおっしゃっていたことが非常に印象に残っています。
つまり、そんなことはやってもあまり意味がないという実験の繰り返しの中で偶然にも発見されたということでしょう。
ノーベル賞を受賞したサラリーマンの田中さんの話も実に有名ですよね。田中さんは実験の中で間違えて違う物質を混合してしまいます。でも、「まぁー捨ててしまうのもなんだし、ちょっと使ってみよう」ということでその物質を実験に使うことでノーベル賞をとってしまいます。
別にそこまでドラマティックな話ではなくても、私たちの日常の中に「こんなことしても無駄だ」と思うことの中に価値のあることが潜んでいるような気がしてなりません。エージェントゲートでは相反するテーマではあるものの、当たり前のように効率化を求めつつ、そうしたことを大事にしていきたいのです!!
一般的に障碍者の方に健常者と同じ業務をさせて、同じ生産性を求めるのは酷というものでしょう。では、障碍者の方と働くことにはどんな効果があるのでしょう?単なる法律で課せられた義務として雇用しなくてはいけないのでしょうか? 以前、業務改善コンサルをしている友人にこんなことを聞いたことがあります。一般的に働いている社員はおおよそ30%程度の隙間の…
続きを読む
エージェントゲートのビジョンは「一人一人が個性を発揮し、輝いて働く社会を実現する」ことだと何度も書いてきました。このビジョンを実現するために必要なことの一つが「セルフマネージメント」だと考えています。 日本の企業は世界的に見て生産性が低いと言われています。なぜなら・・多くの日本の企業では、仕事をしていなくても、オフィスにいたらお給料がもら…
続きを読む
成功者の本やエピソードを読むと、ある日突然、宝くじに当たったように成功が舞い込んでいたように感じるものがあります。ニュートンが木から落ちるリンゴを見て、万有引力を発見してみたり。そんな大げさなものでなくても、同じチームの誰かは偶然大きな取引を決定させたり。 でも、勘違いしてはいけないことは・・ニュートンはそれまで万有引力のことなんて何も考…
続きを読む
どの企業でも業務改善は日々行われていることです。エージェントゲートでも少しでも生産性が高まるようにいろいろな改善施策が行われています。私たちがカイゼンの中で最も大事にしていることは「きっとまだ改善できるはずだ」という意識です。 以前テレビの特集番組で工場再生請負人と呼ばれる山田日登志さんが紹介されていました。少々記憶があいまいですが、確か…
続きを読む