段取り八部

エージェントゲートのタレントマネージメント事業部を引っ張っているのはまだ20代のH部長です。非常に若いですが、礼儀正しく、チームをまとめる能力に関して言えば頭が下がる思いです。

彼を見ていて素晴らしいと感じるのは、当然部長なのでいろいろな場面で挨拶やコメントを求められるケースがあります。その際に素晴らしいコメントを発信します。きっと多くの人が、「H部長は話が旨いな」「アドリブでよく気の利いたコメントを言えるな」と思っているでしょうが・・・実は非常に人前で話すのが苦手で、ちょっとした冒頭の天気の話から冗談まで含めて、原稿を書いてそれを何度も練習して話していると聞いたことがあります。あんまりネタ晴らしをしてしまうと営業妨害(?)なのでやめておきますが(笑

本番で力を発揮するためにはよく「段取り八部」といいます。事前準備が大事だということです。僕の勝手な想像ですが、本当にアドリブだけで上手に話せる人なんてごく一握りの人だと思います。その昔、福原愛ちゃんが「天才卓球少女」と騒がれていた時期がありました。もちろん、天賦の才能もあったのかもしれません。でも、あんなに小さなころから毎日毎日ものすごい練習をしてきている人に、卓球が上手なのはただ「天才だから」というのは失礼ではないかと思いました。

陰でそうした努力を積み重ね、でも努力をしているということを公にはしない。そんなH部長を非常に尊敬しています。

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