多様性の実現には

エージェントゲートは「一人一人が個性を発揮し、輝いて働く社会を実現する」というビジョンを掲げています。つまり、多様性な社会を目標にしていることは以前お話しました。多様性な社会も一概に素晴らしい社会だとは言えません。

多様性には第一属性といわれる「年齢、性別、人種、障碍、LGBT」などの属性と、第二属性といわれる「雇用形態、婚姻状況、嗜好、収入、親の職業、出身地、価値観」などの属性があります。それぞれを組み合わせていって考えた場合、そもそもこの世の中には誰一人として同じ人間は存在しないということがわかります。人というのはそもそもが唯一無二の存在であるということをまずは理解しなくてはいけません。

そこを理解していない多様性はただ、属性の違う人間の集団です。属性が同じであればこそ、意見はまとまりやすくコミュニケーションの誤解は生まれにくいですが。属性が複雑な集団になってしまうとコミュニケーションの誤解が生まれます。実際に多様な人材がいるだけではイノベーションは起こせないという研究結果が多く発表されています。多様な人材が存在し、その人材がお互いに理解し合い、さらに言えば相互尊敬ができたとき、その組織はイノベーションを起こすことができるのです。

エージェントゲートにも実に多様な人材が存在します。その多様性を認めるところがビジョン実現への第一歩だと考えています。

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