彼を知る
「彼を知り己を知れば百戦危うからずや」先日の記事で己を知るという話をさせていただきました(9月6日記事:己を知る)。今日は相手のことを知るという部分を考えてみます。 私は大学卒業後広告代理店に就職しました。主にはIT系のお客様を担当していたのですが・・そこで、たまに社長から声をかけてもらい社長室で定期的に研修をしてもらっていました。内容は…
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仕事をしていてこの人はできる人だなとか、優秀だなと感じる瞬間の一つに「応用する力」を感じたときがあります。
先日、新人研修をしていたある会社の人事の人がインタビューに答えていました。「最近の若い人は抽象的な教え方だと身につかない。なので、より具体的な指導を心がけています」ということでした。例えば研修で「社会人たるもの、ちゃんと何かしてもらったらそのお礼をしなくてはいけない」という話をしたとします。その研修が終わり、ご飯を食べに行って、当然上司がごちそうしてくれます。しかし翌日待てど暮らせど新人さんは上司のところに「昨日はごちそうさまでした」という挨拶に来ません。上司が仕方なく「昨日あれほど何かしてもらったらお礼をしなさいと言っただろ」とうと・・「食事をごちそうになったら、翌日お礼をしなさいと言われなかったので」と答えたという笑い話のような話がありました。ビジネスだけではないですが、生きていく中で全てのシチュエーションに対して教えることはできません。だからこそ、応用力が必要になるのです。
では、応用をするには何が必要なのでしょうか。応用力とは「すでに得た知識を使って、新たな事柄に対応する力」のことを言います。つまり、応用力を発揮するには当然、基礎が必要になります。ビジネスにおける基礎とは様々な事柄に共通する普遍的な原理原則のことです。先ほどの例でいえば・・・「人に何かしてもらったら、きちんと感謝の気持ちを伝える」というのが普遍的な原理原則です。そして、もう一つ応用力に必要なものは「想像力」です。基礎を身に付けたうえで、物事の類似性を見つけて、この場合はこうしたらいいのではないか?という想像力があると応用することが可能になります。
エージェントゲートも大企業ではありません。手取り足取り教育するだけの余裕があるわけではないので。いかに原理原則を学び、それを自分なりに応用して働くかが活躍できるポイントになります。
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私は大学卒業後、広告代理店に就職しました。正直言って最初の数か月は全く使い物にならず、会社始まって以来の落ちこぼれという評価をいただいてました(1年後にはおかげさまで新人賞をいただきましたが)。 そんな新人のころ、一番最初にいただいた仕事のことは今でも覚えています。それはノベルティーのお仕事で、ボールペンに企業さんの名前を入れて納品すると…
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昨日も営業の話でしたが、今日も営業の話をさせてください。 私が新卒で入社した広告代理店では、飲み会の際に突然よく研修のようなものがはじまりました。研修といっても勉強ではなくゲーム的なものです。例えば・・その場にあったなにか、ビールを飲んでいたジョッキでもたばこの灰皿でも何かに決めて、その商品をその場にいるメンバーに営業して半分以上の人が「…
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エージェントゲートでも来年の4月から新入社員が入社します。当然、入社すればしばらくの間は研修期間があり、各部署の先輩たちが業務の内容を教えてくれます。その期間、先輩は通常業務に加えて、後輩の教育係をしなくてはいけないので、負担が増えます。 エージェントゲートでは中途社員ももちろん採用していますが、継続的な成長のために新入社員を採用し続けて…
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