ポジティブに変換する
人の行動を変容したいと考えたとき、命令して変容させるというのも一つの方法ではあります。しかし、変容させられた行動は目の届かないところでは元に戻り、なかなか本質的な解決にはつながりません。 そこで・・・命令するのではなく、自らそうしたくなるような設計をすることで行動を変容させるという方法があります。例えば、アフリカではいろいろな病気が流行っ…
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エージェントゲートはできるだけ物事をポジティブに変換できないかと日々考えています。人間は強制されると無意識のうちにその行動を嫌がる傾向があります。それはそうでしょう、こうしろと言われればちょっと抵抗があるものです。
強制するのではなく、思わずそうしたくなるように設計することで人の行動を変容させることができるはずです。例えば有名なのはたばこのポイ捨てです。先日も記事に書きましたが、エージェントゲートでは毎週月曜日に会社の周辺のゴミを拾っています(JCP)。すると、たばこの吸い殻のゴミが多いこと・・・看板やポスターでよく見かけます「タバコのポイ捨て禁止」「吸い殻は灰皿へ!!」でも、正直その看板を見た人が「あっ、そうだポイ捨てはやめよう」と思うかどうかはかなり疑問です。
ポイ捨てを劇的に減らしたアイデアはタバコの灰皿を投票箱にして、質問を投げかけるというアイデアでした。例えば・・「クリスチャーノロナウドとメッシ、世界でNO1のサッカープレーヤーはどちら?」と質問を投げかけ、その質問にたばこの吸い殻をどちらに入れるかで投票するというものです。実に素晴らしい!!同じようなアイデアは男性トイレの便器に虫の絵をかいたり、ゴミ箱の上にバスケットゴールを付けたり・・・実はいろいろあったりします。
どのアイデアにも共通するものとしては、その行動を強制するのではなく、あくまでも本人がそれを思わずしたくなるように設計するという工夫です。このアイデアさえあればいろいろ社会を変えることができそうな気がしてきませんか?
人の行動を変容したいと考えたとき、命令して変容させるというのも一つの方法ではあります。しかし、変容させられた行動は目の届かないところでは元に戻り、なかなか本質的な解決にはつながりません。 そこで・・・命令するのではなく、自らそうしたくなるような設計をすることで行動を変容させるという方法があります。例えば、アフリカではいろいろな病気が流行っ…
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私はエージェントゲートでは社長室に属しています。主にはいろいろな場面での企画などを担当しているのですが、もちろんいいアイデアが出てこなかったり、アイデアは出てきても、実はあまりうまく機能しなかったりすることはよくあります。 誰でもそうですが、仕事で100%成功はありません。ミスもあれば、壁にぶつかったりもします。皆さんはそんなときどんな気…
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