長所伸展
長所伸展とは船井総研の創業者である船井幸雄氏が提唱した企業経営の戦略の一つです。人の成長を促すのは短所是正ではなく長所伸展、つまり不得意なことをなくすよりも、得意なことを伸ばした方がよい。それは企業も同じで、短所を指摘して改善させることもより長所をほめて、さらに伸ばした方がより利益をあげていくようになるという手法です。実際にこの経営方針に…
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私が大学を卒業し就職したころは今とは働き方もだいぶ違ったので、上司から指示があった場合、今の自分の仕事の状況や指示の難易度はとりあえずさておき・・・「はい、やります!」と答えるようにと指導を受けていました。なぜなら・・・上司は部下の成長が最も評価され、全ての指示は部下である自分のためだと確信しているからです。
私は立場的に若い人と採用面接でお話したり、面談でお話したりする機会が多いです。その際、ほどんどの人は「成長」という言葉を口にします。「成長できる会社で働きたい」「成長を実感したい」とってもよくわかります。成長するということは・・できないことができるようになったり、今まではできなかった時間で今まで以上のことができるようになることを言います。そのために必要なことは2つ。できる以上のこと(量)に取り組むこととやったことないことに取り組んで失敗することです。
ある作業を10できる人が8の作業をしているだけでは成長しないとは言いませんが、かなりその成長スピードは遅くなります。12取り組むことで負荷をかけ、そのうちに12やることが当たり前になり、今度は15やってみる。そうすることで成長していくのです。また、いままでやったことないことに挑戦することでできないことができるようになるのです。できれば、うまくいかなくてもよいと私は考えています。あえて失敗する必要はありませんが・・成功から学ぶものは非常に少ないです。失敗した時こそ人の真価が問われます。そこから何を学び次はどうするのかを考える機会は失敗の中にしかありません。
ですから、部下にうまく失敗のチャンスを与えられる上司こそ私は育成の上手な上司だと考えます。失敗させないように自分がやってしまったりというのは夏休みの宿題を親がやってしまうようなものだと思うのです。
長所伸展とは船井総研の創業者である船井幸雄氏が提唱した企業経営の戦略の一つです。人の成長を促すのは短所是正ではなく長所伸展、つまり不得意なことをなくすよりも、得意なことを伸ばした方がよい。それは企業も同じで、短所を指摘して改善させることもより長所をほめて、さらに伸ばした方がより利益をあげていくようになるという手法です。実際にこの経営方針に…
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以前セミナーで物事ができるようになるのは4つの段階があると聞いたことがあります。この考え方には二つの軸があります。一つ目の軸は「意識」、二つ目の軸が「能力」です。 まず第一歩は「無意識/無能」という段階です。つまり、知らないしできないという段階です。知りもしないのだからもちろんできるはずもありません。その次の段階が「有意識/無能」という段…
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タイトルは経営の神様である松下幸之助さんの言葉です。人間はどんな時に成長するのかを考えさせられることだと私は感じます。 生きていれば、仕事でもプライベートでもいろいろな課題やトラブルが起こります。かつてない困難というぐらいですから、それはもう「もうだめだ」「これ以上最悪な状態はない」とうぐらいのことでしょう。でも、そういう状況こそがまさに…
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仕事の上での成長を考えたときに、成長には二つの側面があることに気が付きます。一つは長けた仕事・・これは技術的な成長のことを言います。一つの仕事を続けているとそのスキルが身についてきます。技術の向上により、より高度でより生産性の高い仕事ができるようになります。しかし、エージェントゲートではもう一つの側面の成長を大事にしたいと考えています。 …
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