ルーティーン

ルーティーンとは「決まりきった仕事」とか「日々の作業」という意味があります。ルーティーンワークとか言われます。あまりいい意味でつかわれないですね。

伝説の日本人メジャーリーガーであるイチロー選手のルーティーンは非常に有名です。彼は打席に立つとき袖を引っ張りながらバットをバックスクリーンに向けるという仕草をします。彼、独特のルーティーンといえます。このような必ず同じ仕草をするアスリートって少なくありません。いま盛り上がっているラグビーでも、4年前に五郎丸選手のルーティーンは話題になり、物真似が流行ったりしました。しかしイチロー選手のルーティーンはそれだけではないことをご存知でしょうか?

イチロー選手は打席の中だけではなく、もう生活そのものが全てルーティーンといっても過言ではありません。例えばご飯は朝昼兼用でカレーライスを食べます(マリナーズに所属していた時代)。毎日です。それは毎日食べるぐらいカレーライスが好き・・・だからではありません。違うものを食べることによって美味しくなかったら気分が下がってしまったり、体調を崩してしまったりする可能性がある。そういった野球に影響を与えるかもしれない不確定要素を排除するために、毎日奥さんの作った同じ味のカレーライスを同じ時間に食べるのです。そう、食事もルーティーンを行っているのです。

そこまで成果を出すことにコミットメントすることはなかなか難しいことですが、成果を上げるためのルーティーンは意識したいものです。

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