人を喜ばせること

先日の記事で書いた子供たちに「働くこととはなにか」を教えている講師は、働くことは人に喜ばれることだと言っていました。本当にその通りだと思います。車を作るのも、パソコンを作るのも料理を作るのも、全ての世の中にあるものは誰かが仕事でつくっています。そして作っている人はこう考えながら作っているはずです。「使ってくれる人が喜んでもらえたらいいなぁ」と・・・

恐らく仕事を始めるときは誰でも当たり前に考えていたこの、「誰かに喜んでもらいたい」という考えが、毎日毎日繰り返し同じことを行っていく中で、どこかでなくなってしまうのかもしれません。本来なら「喜んでもらうこと」ってとても気持ちがよいことです。誰かに感謝されて「ありがとうございます」と言ってもらえ、更にはお金までもらえてこんな素晴らしいことってありません。

実はエージェントゲートには社外顧問という存在があります。社外から経営を支援いただく存在です。その中にHさんという素晴らしい経営者の方がいらっしゃいます。その方の経営している会社は「喜ばせ屋」さんという社名です。この時点で私はやられた感が満載というか・・先ほどの働くことの本質をそのまま社名にしてしまうという素晴らしいセンスです。もともとは個人の誕生日の企画やサプライズのプレゼントなどを演出されていましたが、今は企業のブランディングなども手掛けていらっしゃるようです。

本当にその考えが勉強になります。徹底的に喜んでもらえれば、結果的には必ずそれが収益になるのです。私たちも初心にかえって、お客様が何を求めていて、何をすれば一番喜んでくれるのか・・それを考えていきます!!

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