使命感

体調を崩して数日ブログの更新ができませんでした。お恥ずかしい限りです。引き続き頑張りますので応援よろしくお願いします。

エージェントゲートの人事担当者はDさんという女性です。Dさんはもともと学校の先生をしていたのですが、ITベンチャーの人事部という扉を開いてくれました。今回、5月末でさらに飛躍するために新しい活動を始めるようです。実は彼女はフィリピンのハーフで自分が生まれてきたのはフィリピンに何か良いビジネスをするためだという信念というか使命感があります。先日そのアイデアの一部を聞いて一緒にどうすれば実現するのか？どうすればサスティナブルなものになるのかを一緒に考えました。正直なところ、アイデアはよいのですが肝心な収益の構造ができていなかったり、まだまだ継続するモデルにはなっていませんでした。でも、フィリピンへの想いが伝わるには十分すぎるものでした。

私は以前、いくつかの大学で社会起業家として講演したことがあります。自分の想いを若者に伝えながら、講演後の質疑応答の時間にいくつか質問を受けました。そこで「すみません。僕も社会起業家になりたいのですが、社会起業家になるにはどうしたらよいでしょうか？」というような質問を受けることが時々ありました。解決したい問題があり、それを解決するのが自分の使命と感じて社会起業家になるのはわかるのですが・・解決したい問題があるわけではないのに社会起業家になりたいんだな最近の若者はというのがなんか新鮮でもあり、違和感でもありました。

そう考えるとDさんは解決したい問題は明確で、少しづつでも共感できる人を周りに集めていければ道が開けるように感じました。使命感を持って動く人の周囲には、必ずそれを助けてくれる人が集まってきます。エージェントゲートでも、使命感を持って仕事に取り組んでいきたいと考えています。Dさん気付きをありがとうございます。